オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2025年10月

豊永のよもやま話~第14回~

皆さんこんにちは!

 

福岡県福岡市、糟屋郡を拠点に給排水設備工事を行っている

株式会社豊永、更新担当の富山です。

 

 

 

💦排水設備の種類

〜水を流すことは、建物を守ること〜

水を「供給」することが大切なら、
同じくらい大切なのが「排水」すること。

建物で使用された水を、安全かつ清潔に排出する仕組み
排水設備(はいすいせつび)です。

汚水・雑排水・雨水――それぞれの性質に合わせて正しく分け、
環境へ悪影響を与えずに処理することが求められます。


🚿 排水設備の分類

 

排水設備は、大きく分けて以下の3種類があります👇

1️⃣ 汚水排水設備
2️⃣ 雑排水設備
3️⃣ 雨水排水設備

それぞれの役割は異なり、建物の設計段階から明確に区分されます。


① 汚水排水設備

 

トイレや便器などから排出される人の排泄に関わる水を処理する設備です。
この水は衛生的リスクが高いため、
必ず密閉された配管で排水し、下水処理場または浄化槽へと送ります。

・勾配を確保して、自然流下で流すのが基本。
・臭気の逆流を防ぐため、トラップ(封水装置)が設けられています。
・詰まりやすい箇所は掃除口を設置して点検性を高めます。

適切に設計されていない場合、逆流や悪臭の原因になるため、
最も慎重な配管施工が求められる部分です。


② 雑排水設備

 

洗面所・台所・浴室・洗濯機などから出る生活排水を処理する設備です。
汚水と比べると衛生リスクは低いものの、
油分・洗剤・毛髪などが多く含まれるため、
流れを妨げない勾配や管径設計が重要です。

最近では、環境対策として「グリーストラップ(油分分離槽)」を
飲食店や給食施設などに設けるケースも増えています。

雑排水は建物内で一度まとめられ、
最終的には汚水と合流して下水道へと流れます。


③ 雨水排水設備

 

屋根やベランダ、駐車場などに降った雨水を排出する設備です。
雨樋・ドレン・排水桝などを通して地中に導き、
雨水管や側溝へと流します。

都市部では雨水を一時的に貯留する「雨水貯留槽」や、
再利用する「雨水再利用システム」も普及しています。

適切な排水ができていないと、
建物の劣化や漏水、カビの発生などにつながるため、
見た目以上に重要な役割を持っています。


⚙️ 排水設備設計のポイント

 

  • 配管の**勾配(こうばい)**を正確に取る

  • 空気を逃がす**通気管(ベント管)**を設ける

  • 掃除口を設置し、詰まりを予防

  • 雨水と汚水を分けて流す“分流式”を採用

また、建物によっては地下階に水を溜めてから
ポンプで押し上げる「排水槽方式」も使用されます。
マンション・商業施設などでは一般的な構造です。


🧠 現場で求められる技術

 

排水は重力に頼る“自然流下”が基本ですが、
少しの誤差でも水が溜まり、悪臭や漏水の原因になります。

そのため現場では、
「レーザー墨出し器」で勾配を確認しながら、
配管の高さ・角度・接合を慎重に決めていきます。

また、雨水や雑排水を一時的に溜めるタンクやポンプの管理も大切で、
設備工事は土木・建築・電気・機械の知識が交わる総合職です。


💬 求職者へのメッセージ

 

排水設備の仕事は、“裏方”のように見えて、
実は建物を守る要の仕事です。

水を流す仕組みがしっかりしていれば、
建物は何十年も快適に使い続けられます。
そのため、配管工や設備職人たちは常に精密な仕事を追求しています。

現場経験を重ねれば、施工管理やメンテナンス技術者としての道も開け、
長く安定して働ける分野でもあります。


🌏 まとめ

 

排水設備は、“水を捨てるための設備”ではありません。
それは、建物の環境を守り、人々の生活を支える“循環の要”です。

給水が「建物に命を与える」なら、
排水は「建物の健康を守る」。

見えない配管の中を、今日も水が静かに流れています。

それは、職人たちの確かな技術と誇りの流れでもあります。

💧 「流すことは、守ること。」
これが排水設備の本当の意味なのです。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

株式会社豊永では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

福岡県福岡市、糟屋郡を拠点に給排水設備工事を行っております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちら!

 

apple-touch-icon.png

豊永のよもやま話~第13回~

皆さんこんにちは!

 

福岡県福岡市、糟屋郡を拠点に給排水設備工事を行っている

株式会社豊永、更新担当の富山です。

 

 

 

💧給水設備の種類

〜建物に「命の水」を届ける仕組み〜

建物の中で「水を使う」ことは、生活にも業務にも欠かせません。
蛇口をひねれば水が出る──この当たり前を支えているのが、
**給水設備(きゅうすいせつび)**です。

私たちが飲む水・洗う水・冷暖房で使う水など、
あらゆる用途の水を、安全・安定・効率的に供給するために、
建物の構造や立地条件に合わせた給水方式が採用されています。


🚰 給水設備の主な種類

 

給水設備には、大きく分けて以下の方式があります👇

1️⃣ 上水道直結方式
2️⃣ 受水槽方式
3️⃣ 高置水槽方式
4️⃣ 井戸水・地下水利用方式

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。


① 上水道直結方式

 

もっとも一般的な方式で、水道本管から直接建物に水を供給する方法です。

・水道圧が十分にある地域では、この方式が最もシンプルで衛生的。
・受水槽が不要なため、設置スペースも最小限で済みます。
・定期的な水質管理が容易で、コストも抑えられます。

ただし、高層建物では水圧が上階まで届かない場合があり、
その場合はポンプや高置水槽を組み合わせて補助します。


② 受水槽方式

 

建物内に一度貯水槽(受水槽)を設けてから給水する方法です。

・断水時にも一定時間水を供給できるため、安定性が高い。
・水量を調整できるため、大規模ビル・商業施設などで多く採用。
・ポンプで各階に送水する「ポンプ直送方式」との併用が多い。

受水槽は定期清掃や水質検査が義務づけられており、
清潔な状態を保つための保守管理が非常に重要です。


③ 高置水槽方式

 

屋上や高い位置に設置したタンクから重力で水を供給する方式。

・ポンプの稼働を抑え、省エネ効果が高い。
・停電時でも一時的に給水が可能。

ただし、高所設置のため耐震対策やメンテナンス性に注意が必要です。
見た目を考慮してデザインタンクを採用する建物も増えています。


④ 井戸水・地下水利用方式

 

上水道のない地域や、節水・災害対策を目的として井戸水を利用する方式。

・自然水を利用するためランニングコストを抑えられる。
・工場・農業施設などでも多く利用。

ただし、水質にばらつきがあり、ろ過・消毒設備の設置が必須
また、地下水の利用は自治体の届け出が必要な場合もあります。


💡 給水設備の設計で重視されるポイント

 

  • 水圧(建物の高さに応じた計算)

  • 水質(衛生面・安全性の確保)

  • 配管ルート(保守点検のしやすさ)

  • 省エネ性能(ポンプ効率・制御システム)

特に近年は、自動制御ポンプシステムIoT遠隔監視を導入した
“スマート給水設備”も増えています。


💬 求職者へのメッセージ

 

給水設備の仕事は、見えないところで人々の暮らしを支える仕事。
給水管をつなぐだけではなく、
「どんな建物に」「どんな使い方を想定して」「どの水量を供給するか」
という設計的思考と現場対応力が求められます。

未経験でも、配管補助や器具の取り付けなどから始め、
数年で図面を読めるようになれば現場を任される存在に成長できます。

水は建物の“血液”。
その流れを設計し、守るのがこの仕事の使命です💧✨


🧱 まとめ

 

給水設備は、建物の規模・用途・地域環境に合わせて柔軟に設計される仕組み。
そして、正確な施工と丁寧な管理によって初めて安全な水が届きます。

見えない配管の中で、常に水は流れ続けている。
それは、技術者たちの努力と情熱の証でもあります。

🌊 「建物に命を吹き込むのは、給水設備の力。」
今日もどこかの現場で、新しい“水の道”がつくられています。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

株式会社豊永では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

福岡県福岡市、糟屋郡を拠点に給排水設備工事を行っております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちら!

 

apple-touch-icon.png